スーパーマリオ3Dランドの評価/レビュー それなりに楽しめる確実性がマリオにはある
目次
総評
誰でも手軽に遊べる万人受けのゲーム

任天堂を代表するスーパーマリオ。
マリオのゲームは基本的に誰にでも楽しめるように作られていると思います。
今回の3Dランドも同様に簡単すぎず、難しすぎない難易度で、お馴染みのマリオとクッパ、ピーチが登場して、どことない安心感を感じさせます。

マリオ伝統芸、こうらで無限1UPも3Dランドで可能。
アクションゲーム苦手な人向けに、サポートアイテムも用意してあるので、誰でもエンディングまで辿り着けるように調整されています。
ブーメランマリオやファイアマリオよりも、タヌキマリオのほうが機動性が高いので、ずっと使うことになるはず。
縛りプレイが好きな人は、タヌキマリオなしでクリアしてみるのがおススメ。

今回のマリオは3Dランドという、3Dを活かしたゲーム性がウリのようで、視覚的に騙されてしまう事があります。
上の画像の赤キノピオが向こう側にいるように見えて…、

実は高いところにいたという。
別の角度で見ることで実際の様子がわかる、というのが時々あります。
このような視覚的な判断ミスで、うっかり奥行きを見誤って落ちて死ぬこともあるのが3Dランドの醍醐味かも?
エンディングまでの目安 15時間

ファミコン時代のように8面構成になっていて、各ステージ1~3時間でクリアできるはず。
なので1日1~2時間プレイしていれば、半月か1ヶ月程度でエンディングにたどり着けます。
エンディング後のスペシャルステージもすべてクリアするとなると、+25時間ぐらい。
一度クリアしたステージで、スターコインを集めてまわる手間があるので、時間がかかる。
全ステージ完全クリア後の激ムズステージまで達成するならさらに+25時間。
3Dランドを遊び尽くすなら65時間ほどあれば可能だと思います。

マリオ、ルイージ、フラッグすべてクリアの☆5
ついでに無限1UPで残機MAX
プレイ時間がゲーム内で表記されないので、体感50時間ぐらいで遊び尽くしたと思います。
5段階評価
ストーリー3
クッパがピーチさらって、救出しに行くマリオ。
3Dランドでも、もはやお馴染みのこの流れです。
写真形式でクッパやピーチ、マリオの様子を演出しているので、まだ小さな子供でも直感的に話がわかるようになっています。
アクションゲームにストーリーなんて、あってないようなもの。
3Dランドも無難なお話で作られています。
キャラクター3
ストーリー同様、お馴染みのマリオ、ピーチ、クッパを中心に登場。
取り巻きのキノピオや、エンディング後から使用できるルイージなども出てきます。
特に新キャラもなく、テレサやノコノコなど昔からいる敵が待ち受けているだけ。
敵にもタヌキシッポの能力が使える、ということ以外は目新しいものはないでしょう。
今までと変わらない、むしろそれが安心するキャラクターたちが3Dランドで待っています。
難易度3
エンディングまでは誰でもクリアできるよう、死にまくった時に出てくるサポートアイテムがあるので難しくはありません。
クリア後の裏面も、タヌキルイージでやればさほど難しくなくクリアできると思います。
キャラの操作性が今までに比べて少し弱く、幅跳びやジャンプの距離が短いのがややもどかしい。
ダークソウルのような鈍い感覚を味わいながらプレイしている感覚でした。
スーパーマリオ64は思いっきり飛べて、蹴れて、突っ込めるので爽快。
3Dランドはやや愚鈍。
音楽3
お馴染みのマリオ曲から、聴いてて安心するBGMが多く流れます。
ステージによっては、ファミコン時代のクリアした時の音楽が流れるので懐かしい気持ちになれる。

個人的にお気に入りなのが6-4で流れる曲。
電子音のピッピッピッと共に足場が消えたり出てきたりする、心地いいステージです。
フラッグもマリオルイージ両方クリアしてても行きたくなるステージでした。
やりこみ3

各ステージがそれほど難しくないので、やりこみはそれほどないと思います。
全ステージをフラッグ、マリオルイージすべての条件を満たすことで出現する激ムズステージも、タヌキルイージならクリアできるはず。
というか激ムズステージ出すためにルイージで、各ステージ2回目やるのが非常にめんどくさかった。ここは改善してほしい
エンディング後は100近いステージそれぞれのタイムアタックができるので、TA好きにはとことんやれると思います。
オマケ
誰とでもくっつくピーチ

エンディング後に見れる写真。
もうマリオのエンディングって大体、ピーチとイチャイチャして終了がお決まりじゃん!
ピーチと言えばマリオ。マリオと言えばピーチ。

と思いきやルイージでクリアしたら、ピーチの隣にルイージ。なんかネトラレ感ある。
クッパから助けてくれたら、別にマリオじゃなくても良いんやピーチ…。
なんて思ってしまう1枚。
他のプレイヤーと比較してみる図

中古で買ったので、前のプレイヤーのセーブデータをあえて残して、進行具合を比較する図。
自分が前のプレイヤーよりもクリアできてるのがわかった時の、妙な優越感もちょっとした楽しみ方。
再チャレンジ回数が相手の半分以下とわかって、俺ゲームうまいんや!とチンケなプライドを満たせたり。