5Vポケモンができる確率は100%。作り方の過程や手間について
目次
概要
対戦用の厳選において最も妥協しやすい5V

ゲーム内のCPU相手ならともかく、プレイヤー同士のポケモン対戦では個体値5Vはほぼ必須です。
また、ただ5Vなら良いというわけではなく、使わない能力の部分だけを除いた5Vでなければいけません。(例えば、ガブリアスなら特攻以外の5V、スターミーなら攻撃以外の5V)
このような5Vポケモンを作るための方法と手間について解説していきます。
特防や素早さ抜けのように抜けの部分を気にしない5Vでいいのなら、親2匹が6Vだと100%の確率で作れます。
解説
「あかいいと」の仕組みの理解から

あかいいとを持たせたポケモンを育て屋に預けると、生まれてくる子は2匹の親の能力値のうち5つをランダムで引き継ぎます。
HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さの親2人分、計12個のうちの5つ。つまり2匹の親が両方とも6V個体であれば、最低でも5Vの子どもが生まれます。
子も6Vになる確率は1/32。あかいいとで引き継がなかった残り1つの能力値が0~31のうち、Vである31のみだからです。
記事冒頭でも述べたように5Vを作るだけなら、親が2匹とも6Vなら成功確率は100%です。
5Vができるまでにかかる時間と孵化数
どれだけの用意ができるかという点と、5Vにしたいポケモンの特徴によって、かかる時間や孵化数が変わってきます。
4Vメタモンを複数用意でき、♂♀の比率が同じポケモンの場合だと、30個も孵せば5Vが生まれます。
タマゴが孵化するまでの歩数によって、時間が変わってきますが、大体45分でできると思います。
攻撃、もしくは特攻抜けの5Vを狙うのであれば、80個のタマゴを孵せば大体できます。目安は2時間程度。
スターミーのような性別不明だったり、ガルーラのように♀だけのポケモンだと時間と手間がかかります。
ガルーラのような性別が1つしかない場合は、同じタマゴグループに属する高個体値のポケモンを用意するか、3V↑のメタモンで頑張るかのどちらかになります。
スターミーやゴルーグのように性別のないポケモンだと、メタモン以外とでは孵化できません。なので最も時間がかかります。
6Vメタモンがいれば、どの孵化厳選も楽になります。
実際に5V(攻撃or特攻抜け)を作る
まずは性格遺伝から

ガブリアスを例にします。性格はようき、特攻抜けの5Vを作っていきます。(上の画像は実際に作った個体です。)
大まかな流れは、性格遺伝→4Vメタモンと交配→5Vガブリアス同士で交配。
まずは性格をようきにするために、ガブリアスとかわらずのいしを持たせたようきメタモンを育て屋に預けてタマゴをもらって孵します。孵化したフカマルの性格がようきなら性格遺伝は成功です。
4Vメタモンを預けて孵化を繰り返す

ようきフカマルが手に入ったら、次は個体値厳選。ポケトレやサーチなどで手に入れた4Vメタモンにあかいいとを持たせ、かわらずのいしを持たせたようきフカマルを一緒に預け、タマゴをもらっては孵化させます。
孵化したフカマルのVの箇所が増えていくごとに、育て屋に預けているフカマルをどんどんVの箇所が多い個体に入れ替えていきます。
またこの時あかいいとの特性上、4Vメタモンを複数持っていたほうが早く作ることができます。Vが抜けている部分を別の4Vメタモンが補う形で、育て屋に預けることで5Vが早く生まれるからです。
とりあえずの5Vを♂♀それぞれ作る
孵化回数を重ねて5Vのフカマルができ、もし特攻抜けならここで終了。
しかし大体はHPや防御、素早さ抜けの5Vなのがほとんど。6つの能力のうちの1つをピンポイントに抜かせられたらラッキーです。
なので次は5Vフカマルと4Vメタモンを預けての孵化作業。また5Vが生まれ、性別が反対なら、今度は5Vフカマル同士で預けてまた孵化を繰り返していきます。
5V♂♀で、特攻or攻撃抜けができるまで孵化を繰り返す
♂♀2匹の5Vフカマルがそれぞれお互いの抜けてる部分を補う形だと、早い段階で特攻抜けの5Vフカマルが誕生します。(例:♂フカマルが素早さ抜け、♀フカマルが防御抜け)
もし♂♀どちらも同じ部分の抜けだと、あかいいとの特性上、抜けの部分がVになる確率が1/32となってしまうので、時間がかかってしまいます。
特攻抜けの5Vフカマルが生まれたら目標達成。長い孵化作業、お疲れ様でした。
この最後の段階で運が良ければ、6Vフカマルが誕生することもあります。
また攻撃抜けの5Vフカマルが生まれたとしても、もし♂であるなら、リザードンのような攻撃抜け5Vポケモンの厳選用に使えるので大事にとっておきましょう。
フカマルのタマゴグループは怪獣、ドラゴンに属するので幅広く対応してくれます。
以上が、対戦に有用な5Vを作るまでの流れになります。