2020/05/15
[ポケモンGO]チルタリス・スーパーリーグ用の技と対策ポケモン。上空から敵を狙い撃つドラゴン
目次
解説
チルタリスはくさ、じめん、かくとうを上空からなぎ倒す
チルタリスはスーパーリーグを代表するポケモンの1つで、強力なりゅうのいぶきで相手をなぎ払う強さを持ちます。
ドラゴン特有のくさ、ほのお、みず、でんきに耐性を持ち、さらにひこうタイプも兼ね備えているので、じめんとかくとうにも強い。
マリルリやレジスチル対策に使われるポケモンに強いのが、チルタリスの魅力と言えるでしょう。
そんなチルタリスを最大限活かすためのポイントをこの記事で解説していきます。
フェアリー、はがねと対面しない事を常に意識
ドラゴンの攻撃に耐性を持つタイプは2種類しかなく、そこが長所であり、等倍バトルでも押し勝ちやすいです。
反面、耐性を持つタイプにはとことん弱い。
マリルリのようなフェアリータイプ、レジスチルのようなはがねタイプにはどうしようもなくなるのが、チルタリスの欠点です。
どちらのタイプもスーパーリーグでは頻繁にくり出されるので、チルタリスがこれらと対面するのはとにかく避けたい。
初手でチルタリスを出す場合も、トリデプスやサーナイトと対面することもあり、出し勝ち率は高くはありません。
最後の1人になった時に、相手がレジスチルだった場合は負け確定です。
活躍する、しないの差がかなり大きいため、チルタリスを起用するなら状況を観察してからがオススメです。
エアームドとの違いは耐性の種類
ひこう枠としてチルタリス、エアームドの2匹がいます。
この2匹の違いは、耐性の種類が異なる点。
チルタリスはくさ、ほのお、みずに強く、こおり、フェアリー、ドラゴンに弱い。
エアームドはあらゆるタイプに耐性を持つ反面、でんき、ほのおに弱い。
ランターンやアローラガラガラと戦う時はチルタリスのほうが有利で、ピクシーやナマズンと戦う時はエアームドのほうが有利、という違いにあります。
パーティーの構成を元に、ひこう枠をどちらにするか決めてみてください。
技の型
りゅうのいぶき/ゴッドバード/りゅうのはどう
最も多い型。りゅうのいぶきをメイン火力にし、ゴッドバードで追い込む。
りゅうのはどうはひこうに耐性のあるでんき、いわ相手に使う。
りゅうのいぶき/ゴッドバード/マジカルシャイン
マジカルシャインにすることで、あくタイプのブラッキーに大ダメージを与えられる。
使うタイミングはそれぐらいだが、りゅうのはどう自体も使うタイミングは多くないので、好みで選んでも問題はない。
対策
※名前の横に書かれている数字は有利不利の比率です。
得意なポケモン
〇チャーレム 6:4
かくとうわざを耐性受けできるが、れいとうパンチだけ2重弱点なため、警戒する。ゴッドバードをばつぐんで決められるので、当たれば突破できる。
〇ドクロッグ 6:4
チャーレムよりも有利。ヘドロばくだんが痛いが、ドクロッグの耐久力が低いおかげで、りゅうのいぶきだけでも押し切れる。
〇ヤルキモノ 6:4
のしかかり連発されるが、こちらもりゅうのいぶきで減らしつつ、ゴッドバードで突破。パーティー内にレジスチルやゴーストがいるなら、チルタリスで対処したい。
〇リザードン 6:4
ほのおのうずとブラストバーンを耐性受けでき、こちらの攻撃は等倍で当てられる。リザードンは耐久力が低いので、ドラゴンクローを一発食らう程度で済む。
〇ラグラージ 6:4
ヘドロウェーブが痛いが、りゅうのいぶきとゴッドバードで突破。レジスチル、マリルリがいるならチルタリスで対処。
〇ナマズン 6:4
基本的に有利だが、ふぶきを食らえば1発でやられるので油断はできない。ブラフにどろばくだんが飛んでくることもあるが、シールドを惜しんで負けることは避けたい。
〇フシギバナ 6:4
ゴッドバードをばつぐんで与えられ、ハードプラントとつるのむちを耐性受けできる。ヘドロばくだんは等倍なので、チルタリスのHP状況を見ながらシールドを使うか判断。
◎メガニウム 7:3
ハードプラントもじしんも耐性受けできるので、圧倒的に有利。りゅうのいぶきだけで倒して、ゴッドバードが2回撃てる状態で後続にプレッシャーを与えたい。
◎シャドウウツボット 7:3
メイン火力になるはっぱカッターを2重耐性で受けられるので、圧倒的に有利。ウツボットは紙耐久なので、りゅうのいぶきだけで削り切る。アシッドボムにだけ警戒。
〇ダーテング 6:4
威力の高いイカサマが飛んでくるのでシールドを使いつつ、りゅうのいぶきで突破。マリルリなどのみずタイプがダーテングと当たらないよう、チルタリスで対処したい。
〇トロピウス 6:4
はっぱカッター型なら完全有利に進められる。エアスラッシュ型ならつばめがえしで対抗されるが、こちらのゴッドバードをばつぐんで与えられるので、押し勝てる。
〇アローラライチュウ 5:5
ボルトチェンジ、かみなりパンチを等倍で食らい、こちらのりゅうのいぶきとゴッドバードも等倍で与えられる。耐久力の差でチルタリスが勝つが、ライチュウ側のゲージが貯まっている場合は負けることも。
〇ランターン 5:5
スパーク、10まんボルトを等倍で食らうが、こちらの攻撃も等倍で与えられる。耐久力の差でチルタリスが勝つので、うまくゲージ貯めの調節をしたい。
〇デンチュラ 5:5
デンチュラ自体の耐久力が低いのでりゅうのいぶきで押し切りたい。ゴッドバードだと一撃で倒せるが、使うのはややもったいない。ボルトチェンジ、ほうでんが痛いが、シールドを使うかは状況次第。
〇ヤミラミ 5:5
シャドークロー、イカサマが痛いので、シールドを張りつつりゅうのいぶきで突破。かげうちではなく、パワージェム型のヤミラミもいるので、うっかりやられないようにしたい。
〇アローラガラガラ 6:4
ほのおのうずを耐性受けでき、ブラフのホネこんぼうは2重耐性なのでダメージがほとんどない。シャドーボールは食らいたくないが、余裕があるならシールドは張らずにりゅうのいぶき+ゴッドバードで突破。
〇ゴースト 5:5
りゅうのいぶきで押し切れるが、その前に必ずシャドーパンチかシャドーボールかの読み合いが起きる。ここで読み違えてシャドーボールを食らえば致命傷になるので、シールドを温存するよりは2枚使って確実に突破したい。ブラッキーやヤルキモノなどゴースト対策のポケモンが裏に控えているなら、温存もできる。
苦手なポケモン(対策ポケモン)
×レジスチル 3:7
対面したくないポケモンの1つ。こちらの攻撃をすべて耐性受けされ、ラスターカノンを撃たれながら、ロックオンでゲージ貯めされてしまう。初手で対面したらすぐ交代。
×トリデプス 2:8
レジスチル以上に相性が悪い。うちおとす、ストーンエッジをばつぐんで食らい、こちらの攻撃はすべて耐性受けされる。ゴッドバードが2重耐性なので、りゅうのいぶきで抵抗するしかない。
×メルメタル 3:7
いわなだれ連発で落とされる。メルメタルの耐久力は低いので、削れるだけ削って対抗したい。
△クチート 5:5
ほのおのキバを耐性受けできるが、りゅうのいぶきを3重耐性で受けられるのがキツい。ゴッドバードでコツコツ減らす前に、グロウパンチで攻撃力を上げられる起点にされやすい。じゃれつくが飛んできたら負け。
△ジラーチ 4:6
マジカルシャインをばつぐんで食らうが、はめつのねがいも十分脅威に。こちらのわざはすべて耐性受けされるので、ジリ貧で負ける。
×マリルリ 3:7
りゅうのいぶきを2重耐性で受けられ、れいとうビームは2重弱点で食らってしまうので、即交代したい。もしくはれいとうビームの交代受けを狙いつつ、ゴッドバードを貯める立ち回りをする。
×ピクシー 3:7
あまえるで突破される。ゴッドバードを撃ってもシールドを張られるので、早めに交代したい。
×プクリン 3:7
ピクシーと同じ。れいとうビームを撃たれる前に瀕死状態。
×シャドウサーナイト 3:7
シャドウボーナスであまえるの攻撃力が増しているので、非常に痛い。ゴッドバードが当たれば形勢逆転するので、後半の乱戦に期待して即交代。
△チルタリス 5:5
りゅうのいぶきで削り合い、ゴッドバードorりゅうのいぶきを出し合う。パーティー構成がチルタリスに弱いなら、こちらもチルタリスを出して対処する。
×エアームド 4:6
こちらの攻撃が耐性受けされ、エアームド側のエアスラッシュ、ゴッドバードを等倍で食らってしまうので、ジリ貧で負ける。
△マッギョ 5:5
マッギョ側のほうでんでじわじわ減らされる。マッドショットではなく、でんきショック型のマッギョだとノーマルわざでも地味に減らされる。マッギョも耐久力が高いので、勝ったり負けたりと微妙な対面になる。
△ブラッキー 5:5
耐久力の差でギリギリ押し負ける。マジカルシャインを撃ったとしても、それでも負ける。個体値やラグのおかげで勝てる場合もあるので、交代するか戦うかの判断が難しい。
△スリーパー 5:5
スリーパーがれいとうパンチ型なら押し切られる。わざの型を一度見て確認するしかないので、安易に交代はしない。かみなりパンチなら等倍で勝ち目あり。ほのおのパンチorシャドーボールが飛んでくるなら勝てる。
×デオキシス 4:6
いわなだれ連発で押し負けるので、なるべく対面したくない。マリルリ、レジスチルがパーティー内にいるなら、そちらのほうがまだまともに戦える。
おすすめパーティー
レジスチル/チルタリス/マリルリ
スーパーリーグにおいて最も王道な型。
レジスチル、マリルリの苦手な相手にチルタリスをぶつける立ち回り。
いずれも耐久力、攻撃力が高いのでそうそう負けることはない構成。
マッギョ/チルタリス/メガニウム
マッギョ、メガニウムでチルタリスの苦手なマリルリやレジスチルを対処する構成。
初手をマッギョにすることでくさ以外の相手と善戦し、中盤でチルタリスを出し、シールドの減った終盤でメガニウムをくり出す。
応用の効きやすいパーティー。
チルタリス/マリルリ/チャーレム
初手チルタリスにすることで、出し勝ちからの勝利を狙っていく組み合わせ。
出し負けた場合はすぐにマリルリかチャーレムと交代。
相手が明確に追ってこなかったらまだ可能性あり。チルタリスを活かせるように流れを変えていきたい。