2020/06/15
[ポケモンGO]ナマズン・スーパーリーグ用の技と対策ポケモン。じめん担当、第一候補
目次
解説
どろばくだんを使って、はがねとでんき対策に
はがねタイプが多く登場するスーパーリーグでは、はがね対策としてナマズンがよく選出されます。
耐久力もそこそこあるので安定した戦いを見せ、ゲージ貯めが優秀なマッドショットでどろばくだんを連発できます。
くさに2重弱点という大きなデメリットを持つため、相手のパーティーによっては、即やられてしまう場面も。
そんなナマズンを最大限活かすための方法を、この記事で解説していきます。
ふぶきで苦手なくさ、ひこうに対抗できる
ナマズンはどろばくだんを基本に立ち回りますが、苦手なくさ、ひこう相手にはふぶきで対抗できます。
ふぶきが当たれば、チルタリスやくさ相手を突破できることも。
基本的にくさ、ひこうとの対面は避けるべきですが、トリデプスやレジスチルを突破した後にくり出された場合は、ふぶきを使う立ち回りになります。
ブラフでどろばくだんを織り交ぜたりと、相手にプレッシャーを与えながら、ふぶきを当てていく。
もし当たれば、その勝負はほぼ勝ちでしょう。
ふぶきも使いこなせれば、勝利に大きな貢献をもたらしてくれます。
技の型
マッドショット/どろばくだん/ふぶき
ナマズンの型はこれがほとんど。
素早くゲージ貯めができるマッドショットでどろばくだんを連発したり、大技のふぶきを使って相手を追い詰める。
みずでっぽう型のナマズンも稀にいるが、ゲージ貯めが遅くなるため、ナマズンをくり出す役割が変わってくる。
対策
※名前の横に書かれている数字は有利不利の比率です。
得意なポケモン
◎レジスチル 7:3
ラスターカノンを耐性受けできるので、相手はきあいだまを当てるしかなくなる。その間にマッドショットで十分にゲージ貯めをしながら、どろばくだんで追い詰めていく。後続にチルタリスかくさタイプが出る可能性が高いので、ふぶきが撃てるまで貯めたい。
◎トリデプス 7:3
トリデプスはじめんが二重弱点なため、どろばくだんでガンガン削れる。相手の攻撃をすべて耐性受けできるので、ゲージ貯めに十分利用してから突破する。高確率で後続にくさタイプが出てくるので、即やられる前にどろばくだん連発か、ふぶきを撃ちたい。
◎メルメタル 7:3
メルメタルの耐久力は低いので、すぐに突破できる。即逃げが基本だが、ばかぢからを撃って逃げる可能性があるので、交代先のポケモンを考えながら、マッドショットでゲージ貯めする。
◎クチート 7:3
ほのおのキバを耐性受けでき、こちらはじめん技をばつぐんで与えられる。相手の裏にはっぱカッター持ちがいる可能性があるので、それに警戒しながら即交代を狙う。
◎ジラーチ 7:3
ねんりきは等倍だが、はめつのねがいを耐性受けできる。どろばくだんで追い詰めながら、ゲージ貯めに利用する。
〇アローラライチュウ 6:4
でんきを耐性受けできるので有利に戦えるが、くさむすびを持っていないかを常に警戒。当たれば1発即死。普段、ふぶきでチルタリスやくさ相手にプレッシャーを与えているナマズンが、逆の立場に立たされている。
〇ランターン 6:4
相手のでんきを耐性受けしつつ、じめん技をばつぐんで与えられるので、有利に戦える。ハイドロポンプだけ食らえば痛いが、ゲージ貯めにも利用したい。
◎マッギョ 7:3
スーパーリーグで猛威を振るうマッギョを、どろばくだんで追い詰められる。お互い似たわざ構成だが、複合タイプの違いの差でナマズンが有利。こちらの技すべてをばつぐんで与えられるので、相手の交代を警戒しながら突破していく。
〇デンチュラ 6:4
デンチュラ側の攻撃をすべて耐性受けできるので、じわじわと追い詰められる。デンチュラは耐久力が低いが、どろばくだんにシールドを張ってくることはあまりない。多分
〇ドクロッグ 6:4
どろばくだんをばつぐんで与えられるので、ナマズン側が有利。ドクロッグの耐久は低いので、1発当たるだけで致命傷。
〇デオキシス 6:4
10まんボルト+いわなだれ型なら有利に進められる。サイコブースト持ちのデオキシスの場合もあるので油断は禁物。後半、一気にサイコブーストを連発してくるので、シールドは確保したい。
〇アローラガラガラ 6:4
ほのおのうずを耐性受けでき、どろばくだんをばつぐんで与えられるので、ナマズンが有利。パーティーにレジスチルがいるなら、ナマズンで対処したい。
〇ゴースト 6:4
シャドーボールよりもどろばくだんのほうが早く撃てるので、追い詰めやすい。どろばくだんが1発当たれば倒せるが、相手のシールドは何枚残っているか。後半の状況次第では逆にやられることがあるので、こちらもシールドを1枚は持っておきたい。ゴースト対策にナマズンは起用できる。
苦手なポケモン(対策ポケモン)
×ナットレイ 3:7
ナットレイはくさとの複合なため、はがねタイプで唯一苦手な相手。パワーウィップを食らえば一撃でやられる。こちらの攻撃はすべて等倍になってしまうため、別のポケモンで対応したい。
△ピクシー 5:5
お互い等倍での戦いになるが、あまえるに押し切られる。初手で相手が対面を取る構えなら、まず勝てない。ふぶきが当たれば形勢逆転できるが、当てられるか。
△プクリン 5:5
ピクシーとほぼ同じ。
△シャドウサーナイト 5:5
ピクシー、プクリン以上にシールドを張って突破してくるので、勝ちは薄い。こちらがある程度ゲージが貯まっていたり、相手のシールドが0~1枚の時なら可能性はある。
△チルタリス 5:5
チルタリスはじめんに2重耐性をもつため、一見不利に見えるが、ふぶきが当たれば1発で沈められる。駆け引きに勝てば突破も可能。初手なら厳しいが、中堅終盤の状況次第では、相手のほうがプレッシャーになる。
△エアームド 6:4
ふぶきも等倍になってしまうため、チルタリスのような勝ちは見込めない。対面したら逃げたい。
△マリルリ 5:5
お互い等倍での攻撃になり、耐久力の差で押し負ける。ハイドロポンプを食らったら大ダメージになるが、シールドを使うべきか判断に迷う。結局はれいとうビーム、じゃれつくでやられる。
△ラグラージ 5:5
お互い等倍での戦いになるが、わずかにラグラージが有利か。ふぶきを当てたら押せるが、シールドを使うなら撃つタイミングを見定める。
△ナマズン 5:5
どろばくだんの撃ち合い。たまにふぶきが飛んでくることも。交代はっぱカッター撃ちで、抱え落ちを狙ってくることもあるので警戒。こちらもはっぱカッター撃ちを狙うのもアリ。ウツボットやトロピウスを用意する。
×メガニウム 3:7
つるのむちだけでどんどん追い詰められていく。十分にゲージ貯めされたら、ハードプラントで葬られるか、つるのむちだけで倒される。対面は避けたい。
×フシギバナ 3:7
メガニウムと同じ。どろばくだんが等倍になるのが幸いか。
×トロピウス 2:8
はっぱカッター型なら即葬られる。エアスラッシュ型ならわずかにマシだが、リーフブレードでやられる。ふぶきが当たれば大逆転だが、そうなるように展開を動かすのは難しい。
×シャドウウツボット 2:8
ナマズンの天敵。1発たりともはっぱカッターを食らいたくない。相手の交代先がウツボットか確認する数秒だけで、HPを半分以上減らされる。
×ダーテング 3:7
バークアウトで十分にゲージ貯めされてから、リーフブレードで葬られる。ノーマルわざだけで倒されることはないが、対面は避けたい。
△ジュゴン 4:6
こごえるかぜで攻撃力をどんどん下げられるので、押し勝つことはできない。シールドも後続に使うためにナマズンには張らない。
△ヤルキモノ 5:5
接戦した戦いで、勝ったり負けたり。のしかかりも貯まりが早いので、悠長にゲージ貯めはできない。
△チャーレム 5:5
グロウパンチ、ばくれつパンチ、サイコキネシスどの型でも押し負ける。カウンターとマッドショットの攻撃力の差が追い詰められる要因
△ブラッキー 5:5
ブラッキーの耐久力は高いため、勝つことはできない。イカサマでじわじわと追い詰められる。
△ヤミラミ 5:5
お互い等倍での戦いになり、勝ったり負けたり。パーティー内のポケモンがヤミラミに重いなら、ナマズンで対応すべきか。
△スリーパー 5:5
スリーパーの型次第。れいとうパンチ、シャドーボールを持っていなければ押し勝てる。勝ったり負けたりと安定はしない。
おすすめパーティー
エアームド/ナマズン/マリルリ
ナマズンはくさに弱く、エアームドははがねが苦手という、お互いの弱点を補完し合ったパーティー。
定番の構成で、エアームドの代わりにチルタリスが起用されることも。
マリルリを入れることでパーティーの総合力を補う。
みず2体という構成なので、くさが重い。レジスチルでも代用可。
トロピウス/ナマズン/レジスチル
くさ+ひこうであるトロピウスを軸に立ち回る構成。
みずとくさ相手に有利に戦え、はがねにはナマズンで対応。
シールドが少なくなった後半にレジスチルをくり出すことで、安定して大技を当てられる。
いずれも耐久力が高いので、そうそう負けることはない構成。
レジスチル/マリルリ/ナマズン
最後にナマズンをくり出すことで、ふぶきが撃ちやすい。
相手側の3体目がレジスチルというのは割とあるので、対面できれば勝ち確定。
チルタリスだった場合でも、ふぶきが当たれば勝てるので、高い確率で勝ちが見込める。