OMORI バジルのプロフィール、ネタバレ
目次
基本
プロフィール
バジルは植物を育てるのが好きな少年(女性ではない)。ヘッドスペースでは12才、現実世界では16才。誕生日は2月18日。
友人にオモリ(サニー)、マリ、オーブリー、ケル、ヒロの5人がいる。
髪の色が明るく花飾りをつけているためか、友人たちと比べてヘッドスペースと現実世界での容姿が大きく異なる。
ヘッドスペースでは髪が薄緑色で、花冠を頭に乗せている。
現実世界では金髪で、ピンクの花飾りをつけている。(写真は12才の時のもの)
いろいろな趣味を持っているが、植物の世話を特に好む。植物に関する知識が豊富。
友人を連想させる花を育てており、スズランはマリ、グラジオラスはオーブリー、バラはヒロ、サボテンはケル、白いチューリップはオモリ(サニー)に似ていると思っている。
明るくポジティブな人間になりたいという思いから、ひまわりも育てている。
写真を撮るのも好きで、友人との思い出の写真が入ったアルバムを大切にしている。写真ごとにバジルのコメントが添えられており、つらいときはアルバムを見て乗りこえている。
一人ひとりの日常の中にこそ特別な瞬間があると考えており、相手がカメラに気づいてないときに撮るのを好む。
現実世界では祖母と看護師のポリーと暮らしている。両親は出張でめったに帰ってこないため、祖母のお世話にポリーが雇われた。バジルと仲の良いサニーでも、バジルの両親に会ったことがない。
バジルは祖母を大切にしているが、ポリーにはあまり心を開いていない。
胃が弱いため、トイレに行ったときはケルに心配される。
オーブリーの紹介がきっかけで、サニーたちと友人になった。バジルはサニーのことを親友だと思っている。
泳げないため、オーブリーに押されて湖に落ちたときはおぼれそうになる。湖にかけつけたヒロによって一命をとりとめた。
甘いものが苦手。オレンジオアシスにいるマリは、甘いものが苦手なバジルにりんご飴をたっぷり食べさせると言っている。
コンソール版でオモリとパーティーが組めるようになり、タッチしたときの写真では恋人つなぎをしている。多分
ネタバレ
マリの死を偽装した共犯者
作中では終盤まであまり登場しないが、物語の核心にかかわる人物。
サニーが12才のとき、マリを階段から突き落として死なせてしまう。そのときその場に居合わせていたバジルは、自殺に見せかけるため2人でマリを裏庭の木まで運んで、首を吊った状態に偽装する。
偽装を提案したのはバジルで、サニーはバジルに従う形で偽装を手伝っている。
物語冒頭の「大丈夫。きっとうまくいく…。」というセリフは、おそらく偽装のことを指している。
サニー同様、なにかが見えている
マリの死を象徴するなにかはサニーだけでなく、バジルにも見えている。首を吊ってうなだれるマリの姿はバジルのトラウマにもなっており、サニーと同様に日常的に苦しんでいる。
サニーがバジルの部屋に入るシーンではマリの死、アルバムの写真をめちゃくちゃにされたこと、サニーが自分の元から去ろうとするのをなにかのせいにしている。
なにかに囲まれたときは、サニーを助けると言って園芸用のハサミを持って襲いかかる。その後、サニーの右目を負傷させる。
ゲーム内ではバジルの持つハサミが戦闘画面のボックスで隠れて見えない。データファイルでハサミを左手に持っているのが確認できる。
ほとんどのエンディングで自殺する
サニーが引っ越す前日、大切な祖母が亡くなったことでバジルの心は追いつめられ、部屋に閉じこもる。
サニーがバジルの部屋に入らなかった場合バジルは自殺し、オーブリーとケル、ヒロ、ポリーに発見される。
バジルは壁にもたれて倒れており、背後になにかがいる。バジルの腹部は黒くなっている。
バジルが自殺に至ったのは、マリの死を偽装した罪に苦しむ中、サニーが引っ越すという事実を知らされ、祖母が亡くなったことが決定打となったのかもしれない。
グッドエンディングではなにかから解放される
サニーがマリの死の真実を友人に打ち明けるグッドエンディングでは、エンディング後にバジルが病室で目覚める。
静かに笑うサニーにバジルが笑い返すと、うしろにいるなにかが消滅する。
サニーが真実を打ち明けたことで自分の罪から目を背ける必要がなくなり、なにかから解放されたことを示している。
小ネタ
偽装に協力的なバジル
データファイルにある未使用テキストから、マリを木に吊るしたときのバジルのセリフを確認することができる。
サニーに対し協力的で、サニーのことを守ってあげると約束している。
以下は原文を和訳したもの
はぁ……はぁ……よし……終わった。
これでぜんぶ隠せたから、誰にも気づかれないよ……。
そ、そんなに怖がらないで、サニーくん……。
ぼくがついてるよ……。
ぼくが守ってあげる!まかせてよ!
きっとうまくいく……よね?