OMORI 全実績クリアしたので評価とレビューを書きます
目次
前置き
実績を全部クリアするのは大変だった
OMORIをたくさんプレイしたので、評価とレビューを書いていきます。
第一の感想として、実績を全部終わらせるのは大変でした。すべて達成するのにサニールートとオモリルートそれぞれを2周か3周クリアしました。
一番最後に終わらせた実績は、いつでもどこでもピクニックです。全部のおやつを食べたつもりが、ヒバナ森のところが抜けていたので時間がかかりました。
本編はおもしろかったです。ストーリーは展開が予想できなかったし、感情をうまく使って敵と戦うのも楽しかったです。
実績のことでいろいろ書きましたが、なるべくネタバレなしでOMORIをレビューしていきます。
感想
そこまでこわくないホラーゲーム
OMORIはホラーゲームに分類されていますが、ビックリさせる演出がほとんどありません。ホラーが苦手な方でもプレイできると思います。
ホラーゲームをやったことがない人がホラーゲームに挑戦するのに、OMORIはちょうどいいのではないかと思います。
ビックリ要素は少なくても、不穏な展開や不気味な空間を探索する場面はあります。ときどき休憩しながらプレイするのがいいかなと思います。
スッキリ良い話ではない
OMORIはホワイトスペースと呼ばれる空間と現実世界を行き来するストーリーです。
エンディングは4種類あり、良い終わり方をするエンディングは1つしかありません。
現実世界が本当にリアルで、いじめや現実逃避をするシーンがあります。(描写自体はそこまでひどくない)
OMORIは第二のアンダーテールと呼ばれていたこともあったようですが、スッキリとした話ではありません。ハッピーエンドは期待しないほうがいいと思います。
サイレントヒルのように人間の暗い部分を見に行くゲームと考えたらいいかもしれません。
値段以上のボリューム
OMORIの値段はおよそ2000円です。インディーズにしてはちょっと高いなと思いましたが、実際にプレイしたら値段以上のボリュームでした。
サブクエストや隠しエリアがたくさんあるので、RPGで寄り道が好きな人に特におススメです。
ルートは2つあり、1つのルートをクリアするのに大体30時間かかります。寄り道すればもっとプレイできるし、実績もやろうと思ったら100時間以上は遊べます。
ゲーム2つ分を1つにしたのでは、と感じるぐらいボリュームがすごかったです。
Steamではちょくちょくセールもやっているので、値引き中に買うのが一番いいと思います。
セーブスロットは100個ほしかった
セーブスロットは100個ほしかったです。6つは少ない。
実績中にやり忘れたことがあってロードし直せなかったときは、かなりやる気が落ちました。
1つずつ細かくセーブできたらやり直しやすいし、リサイカルト本部やブラックスペースに行くデータも残しておけます。
はじめてクリアしたときのセーブデータも残したかったのですが、実績のために消しました。クリア記念のデータは残したいと思う人なので、消すのにかなり悩みました。
セーブスロットが増えることで考察しやすくなったり、実績もこなしやすくなるんじゃないかなと思いました。
こんな人にOMORIはおススメ
OMORIは以下に当てはまる人におススメのゲームです。
- RPGが好き
- ゆめにっきやサイレントヒルが好き
- ゲームツクールの可能性を知りたい
RPGが好きな人はOMORIを楽しめると思います。ヘッドスペースという独特の世界を探検して、感情というシステムで敵と戦うのはOMORIだけの特徴です。
精神的なホラーもあるので、ゆめにっきやサイレントヒルのような世界観が好きな人にもおススメです。
自分でゲームを作りたいと思っている人にも、OMORIは参考になると思います。RPGツクールでゲームを作って販売にまで至った作品はそんなに多くないと思います。
ツクール作品は友だちにプレイしてもらったり、Webでフリーで公開しているものがほとんどです。どの程度のクオリティになれば販売に見合うものになるのか、OMORIをプレイしたら参考になると思います。
以上の人たちに管理人はOMORIをおススメします。
あ、あとショタ好きな人にもおススメです。バジルがかわいい