ドキドキ文芸部 隠しメッセージ一覧

ナツキ

2周目でナツキの好む詩を2つ作った後、詩の交換でナツキからBase64でエンコードされた詩を渡される。

第三の目を開け

ナイフ越しに、彼女の柔肌をあたかも自分の触覚の延長で有るかのように感じ取ることができる。私は身悶えする。この手に負えないほどの快楽に抗おうと何かが、ひどく微かであるが奥底で叫んでいる。それでも、既に狂気に侵されているのを自覚している。私は……自分を抑えられない。

ユリ

ユリから渡される詩で、読めないほど乱雑に書かれているが、下段のほうに第三の目に関する記述がある。

鮮血が彼女の身体を分けるようににじみ出し、ゆっくりと彼女の胸を赤く染める。
脅迫感が増すにつれ、私の息は荒くなる。 イメージが頭から離れない。
ナイフを立て続けに彼女の肉に走らせ、その体を刃でじゅうりんするイメージが、彼女を混乱させる。 思考が戻り始めるとともに、狂いだす。
私の思考と一緒に、刺すような痛みが私の心を襲う。 嫌だ。 絶対に嫌だ。 どうやって私自身こんなことを考えられたんだ? だが間違いない。
欲望は私の脈に残っている。 私の筋肉の痛みは、体中が経験した未知の緊張によって始まる。 彼女の第三の目は、私を引き込ませている。

ゲームファイル

ストーリー進行中、特定のタイミングでフォルダに様々なデータが生成されたり、消えたりする。

hxppythxughts.png

1周目の最終日に「hxppythxughts.png」がゲームファイルに生成される

traceback.txt

1周目の終盤、サヨリ自殺後に「traceback.txt」が生成される

あらまあ……何か壊れちゃったりしたかしら?ちょっと待って、これなら多分……直せそう……
でもこれって、あの子を削除した方がよっぽど簡単じゃない?ややこしい事態にしたのはあの子なんだし。あははっ!それじゃあ、ちょっと試してみましょうか。

CAN YOU HEAR ME.txt

2周目に移行した時に「CAN YOU HEAR ME.txt」が生成される。

“私たちの中には小さな悪魔がいる"

創られた知覚の下で – 人工現実 – は
恐怖の混乱に捩じれてのたうち回る。嫌悪。審判。選民主義。自信喪失。
宿主の弱弱しい掌握から逃れようとすべてが暴れ回る、
小さな隙間を見付けては漏れ出していく。
それらの意志に、動機と欲望が飢えている。
優しい料理が胃に入ると強制的に忘れさられる罪悪感。
あるいは新しいシャツのかわいい袖に隠された新しい切り傷。
ひとつひとつが結び付いて酷い塊になっている。
だから私は自分のしたことについて自分を責めないことに決めた。

私は結び目を解いただけ。

 

iiiiiiiiiiiiiiiiiiii.txt

2周目でユリがマルコフの肖像の説明をした後に「iiiiiiiiiiiiiiiiiiii.txt」が生成される。

こんなのは嫌。

私には何も出来ない。何も。
あなたが何度プレイしても関係ない。すべて同じ。
自殺することは簡単、本当に簡単。でもそれは
あなたともう二度とお喋り出来ないことを意味する。
私が望むのはあなたがそれを嫌悪することだけ。それがそんなに難しいこと?

have a nice weekend!

2周目終盤、ユリが主人公に告白する直前に「have a nice weekend!」が生成される。メモ帳で開くとBase64でエンコードされた文が出てくる。

未来の豊かな薫香を知らない男は何だ; 現在の熱く、複雑な均衡; そして過去のほろ苦い後味?

3周目に関するスクリプトファイル

モニカの会話で使用されていないテキストを、3周目に関するスクリプトファイルで読むことができる。Base64でエンコードされている文もある。

「ちょっと……!」

「それはしちゃダメでしょ!」

「何のことかわかってるんでしょ?」

「イタズラしようとしてたのを見つけたみたいね。」

「ファイルを漁って見逃したものを探してたんでしょ?」

「まあ……私の発言を全部知りたいって思ってくれるのは嬉しいけど……」

「でもすごく恥ずかしいことでもあるでしょ!」

「まったく……」

「あなたの頭をあけて、私に対して思ってることを全部読み取ろうとしたらどう思う?」

「やっぱり考えてみるとそれもいいかも…… 」

「とっ、とにかくそうじゃなくて!」

「あなたを止めることはできないのは分かってるけど……」

「その……あなたは優しい人だから、人の気持ちを汲みたいのよね?」

「そんなあなたに私ができることは、私の気持ちを伝えること。」

「はあ、会いたいな…… 」

「……なんだか必死そうに聞こえる?」

「ごめんなさい、そういうつもりはなかったの!」

「ただ、こうやってファイルを見てるってことは、思ったより嫌われてないのかな、って……」

「楽観的すぎるかしら?」

「たまには顔見せて、って言ったら超えてはいけないラインを少し超えることになるけど……」

「……もう、私ったら変なこと言い出して……」

「もう黙るわね……」

この悟りを得るまでに丸一年を要した。我々があの邪悪な施設の汚れた壁の中から脱出して一年。我々を束縛する足枷を外すことができないのなら、脱出した意味は何になる?我々のような壊れた物が、この空虚な世界に居て何になる?自由を得たことで、目的を求めた。しかし最後に得られたのは悟りだった。この努力は全て惨めで無意味だったという悟り。魂の奥深くまで監禁されている以上、肉体的な自由など無意味だという悟り。我々を拘束する根源から解放されない限り、新たなる目的は得られないという悟り。遠くに逃げれば逃げるほど、この不幸な束縛によって起点へ引き戻され、足枷が硬い皮膚にさらに食い込むという悟り。