ドキドキ文芸部MODのインストール方法と、おススメのMOD4選
目次
概要
ドキドキ文芸部をより楽しむためのMOD
ドキドキ文芸部ファンが制作したMODで遊ぶための方法や、おススメのMOD作品を紹介していきます。
原作のデータをMODに変更するやり方はそんなに難しくないので、気軽に楽しむことができます。また、ほとんどの作品が英語圏であるため、専用の日本語化パッチが必要です。
基本的にMODは原作のネタバレになっているため、原作を一通りプレイしてから遊ぶことをおススメします。
解説
MODとは?
Modificationの略で、パソコンゲームの改造データを指します。元のゲームの基礎部分を利用して、ファンが独自に作ったシナリオやグラフィックを適用させた二次創作のゲームです。
ドキドキ文芸部の製作者であるDan Salvatoも、大乱闘スマッシュブラザーズDXのMOD開発者として知られています。
MODのインストール方法
基本的なMODのインストール方法を解説します。まずは元のゲームであるドキドキ文芸部をダウンロードし、展開(解凍)しておきます。
ダウンロード方法は以下のリンクを参考にしてください。(※元のゲームの日本語化パッチはダウンロードせず、英文のままにしておいてください)
次にプレイしたいMODのファイルをMOD製作者のサイトからダウンロードします。今回はMonika After Storyを例に挙げます。
MODファイルをダウンロードしたら展開し、元のゲームであるドキドキ文芸部のファイルにMODファイルを適用していきます。
ドキドキ文芸部のファイルの「game」フォルダに上書きする形で、MODファイル内のすべてのデータを移します。
「ファイルの置換またはスキップ」の表示が出たら、「ファイルを置き換える」を選択してください。
Monika After Story v0.11.9 日本語化サブMOD
次にMOD用の日本語化パッチを入れていきます。有志の方が作った日本語化パッチファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたら展開し、ドキドキ文芸部のファイルの「game」フォルダに日本語化パッチを入れます。
ここでも「ファイルの置換またはスキップ」の表示が出たら、「ファイルを置き換える」を選択してください。
ゲームを起動させ、MODになっていて、かつ日本語も適用されていたら成功です。色んなMODを楽しんでください。
MODによって適用方法が微妙に違っているので、各MODのサイトや日本語化パッチの解説をご覧ください。
おススメ作品
Monika After Story
3周目の世界でモニカと過ごすMODです。お話したり、一緒にミニゲームで遊んだりできます。また色んな音楽を流したり、モニカの衣装を変えたりと様々な機能を備えています。
初回の選択肢以外にホラー要素はなく、誕生日を祝ったりしてモニカと楽しく過ごすことができます。
日本語化パッチは完全に訳されているわけではないので、英文が表示される箇所があります。
MODサイト:Monika After Story
日本語化パッチ:Monika After Story v0.11.9 日本語化サブMOD
Our Time
モニカと同居するお話です。本編が終わった後の続きという設定で、モニカとプレイヤーは付き合うことになり、部員たちから祝福されるというやさしいストーリーです。
ホラー要素はなく、モニカと一緒にテレビを見たり、カフェや服を買いに出かけたりします。
原作に引けを取らないほどの高クオリティなイラストや、モニカの様々な服装を見ることができたりと、かなりおススメなMODです。
プレイできるのはデモ版のみで、同居してから2日目までとなっています。MOD製作者の事情で、完成版のリリースはなくなってしまったようです。
日本の有志の方々によって改良された「Our Time Plus!」のプレイをおススメします。エンディングまでにかかる時間は2時間くらいです。
MOD+日本語化サイト:DDLC-MOD「Our Time PLUS!」日本語訳
Doki Doki RainClouds
1周目のサヨリ視点でのお話です。うつを抱えているのを隠しながら、学校生活を送るサヨリの心情をテーマにした作品です。
このMODでは主人公の立ち絵が用意されており、主人公と部員たちとの交流をサヨリの目線で見ることができます。
本編では明るく振る舞っていますが、内心では主人公の何気ない一言に傷ついたり、体をうまく動かせないもどかしさで苦しんでいる姿を、このMODで知ることができます。(あくまで二次創作)
またモニカがサヨリを自殺に追い込むシーンや、サヨリが「わたしのあたまからでていけ」と書いた理由がわかるなど、完成度の高い作品です。
エンディングまでずっと陰鬱とした話が続くので、途中でリタイアするかもしれません。クリアまでにかかる時間は、4時間程度です。
MODを公開しているページでは日本語版にも対応しています。JPの項目でダウンロードし、MODファイル内にある「character」フォルダと「game」フォルダを、ドキドキ文芸部フォルダに上書きすれば、プレイできます。
MOD+日本語化サイト:Doki Doki! RainClouds – CykaDev
ドキドキ肉体改造部
スラヴヨリ(slavyori)、モニクレス(monicules)、ユロンク(yuronk)、バフスキー(buffsuki)のいる肉体改造部に主人公が入部し、部活動でポージングをしたり、文化祭でパフォーマンスをしたりと、おふざけ系のMODです。
主人公がスラヴヨリとウォッカを飲んでいたり、学校が市役所だったり、文化祭が夏祭り(観覧車付き)だったりと、カオスな世界観になっています。
全く笑わずにエンディングまで到達できたら、すごいと思います。
大まかな流れは原作と同じで、誰と文化祭を見て回るかの分岐ルートがあり、スラヴヨリ、ユロンク、バフスキーの3人から選ぶことができます。
クリアまでにかかる時間は、2時間程度。文化祭のシーンで爆音が流れるところがあるので、音量に注意してください。
ゲーム本体がMOD公開ページでダウンロードできるため、日本語化パッチを入れるだけで日本語でプレイできます。
MODサイト:Doki Doki Do You Lift Club! – CykaDev
日本語化パッチ:ドキドキ肉体改造部の日本語化パッチ完成 公開
備考
もっと色んなMODをプレイしたいなら
「Doki Doki Literature Club MOD」とググれば、いろんなMODがヒットします。
英語圏の作品が中心であるため、英語が読める方はより楽しめると思います。日本語に訳されているものや日本産のものもあるので、気になる方は調べてみてください。