ドキドキ文芸部 特別な詩一覧
特別な詩
主人公、サヨリ、モニカの3人のようすを思わせる詩
黒い伏字部分はユリと思われる。発売1周年記念のライブストリームで製作者が、この詩はモニカによって書かれたと明言している
ナツキが自分の父親のことを書いたと思われる詩
画像を調整すると、黒い部分を読むことができる。エリッサとレイナーに関する情報はこの詩以外に存在しない
不安定な鼓動、心臓の動悸、不整脈。私は探しに探した。彼らの症状を全て目で捉えた。
これは何だ。呼吸困難? 胸の痛み? めまい? いいや、全て違う。エリッサの症状はこんなものではない。
現に私は2回見た。痛みに叫んでいるのを。
ひどく青ざめた肌。吐血。他に説明のしようがない。レイナーの言い分が、ものの見事に事実無根だった事以外は。
これは偶然の一致であるはずがない。あり得ないからだ。どこまでがレイナーの仕業なのか、私にはわからない。
だが、これだけはわかる。この家族には恐ろしい何かがある。そして、私は家族になる誘いを受けた。
エリッサの叫びが壁越しに聞こえる。成す術なくそれを聞く。
レイナーは彼女と少し一緒にいると言った。レイナーがエリッサのところにいるのか?
なぜ彼女はこれまでより輪をかけて叫んでいるのだろうか?
首を吊ったサヨリの死体を簡易的に描かれたもの。虚ろな目の下と手には赤い色がついている。