OMORI 用語集

サニールート

ケルの呼びかけに応じて外に出たときのルート。サニーは4年ぶりにケル、バジル、オーブリー、ヒロと再会し、マリの死に向き合おうとする。ハルバル町を探索したり、町の住人からクエストを受けることができる。

オモリ(引きこもり)ルート

ケルの呼びかけに応じなかったときのルート。引っ越しの日まで家を出ないことから引きこもりルートとも呼ばれる。オモリルートでのみ進行可能なエリアやイベントが多いため、ヘッドスペースをすみずみまで探索できるルートになっている。ハングマンやエネミー図鑑が完成するのはこのルートのみ。

現実世界

サニーが行動する世界。オモリがホワイトスペースで自分を刺すとサニーが現実世界で目を覚ます。サニーはハルバル町で生活しており、引っ越しの日が近付いている状況から物語が始まる。ホワイトスペースやヘッドスペースに関するヒントが現実世界のあちこちで見つかる。サニーの幻覚でヘッドスペースの住人が街中に現れ、話しかけると消滅する。

ホワイトスペース

サニーが現実世界で眠りにつくと現れる空間。ニャーゴやスケッチブック、パソコン、ティッシュがある。オモリはこの空間を自由に行き来できる。ホワイトスペースにある白い扉はオトナリルームにつながっている。宙にぶら下がっている黒い電球を壊すとサニーの犯した罪が現れる。

オトナリルーム

友達のオーブリー、ケル、ヒロがいる空間。現実世界のツリーハウスとどこか似ている。オモリとはぐれたり別れたときは、オトナリルームで遊びながらオモリが来るのを待っている。マリとバジルがオトナリルームにいるシーンはない。

オモリルートではオトナリベッドルームに行くことができる。オモリとマリ、友達4人がベッドで寝ており、部屋の上に大きな黄色のネコがいる。

ヘッドスペース

オモリたちが探索する空間の総称。ヘッドスペースという単語が出てくるセリフが少ないので、名称を知らないままエンディングを迎えることがある。ホワイトスペースで地図を拾ったときにヘッドスペースの説明はされている。

オモリルートでアビーに勝って命を助けると、ヘッドスペースにいる触手から強力な装備がもらえる。

ブラックスペース

指定のブラックキーを集めると行けるエリア。扉がいくつもあり抽象的な空間が多い。ニャーゴやバジルを殺害する空間もある。オモリルートでのみ探索できるエリアはブラックスペース2と呼ばれている。(英語圏のWikiより)

レッドスペース

ブラックスペースで赤い光に照らされた扉の先の空間。ストーリーでは教会にいるバジルを助けたオモリがレッドスペースを進み、大きな手の上に座る。レッドスペースという言葉はおそらく英語圏Wikiが発祥。

失われた図書館

スイートハートのステージの大穴から行くことができるエリア。白いサギソウがあちこちに置かれている。本をいくつか読むことができ、サニーの思い出に関することが書かれている。本をすべて読むとピアノのある部屋に入ることができる。ピアノにはOMORIのロゴが刻まれている。

オモリルートでは???が図書館を徘徊している。ピアノのある部屋では現実世界でサニーを襲った3種類のなにかと戦うことができる。勝利するとオモリが強力なスキルを習得する。

夢見人

オモリを夢見人と呼ぶNPCがヘッドスペースに何人かいる。あしながおじさん、枝サンゴ、アビー、???(ハンフリークリア後に入る湖)などで、いずれもヘッドスペースやホワイトスペース、ブラックスペースに関することを知っている。オモリが夢見人と呼ばれているのは、おそらくサニーが眠ることに関係している。

なにか

サニーが抱えるトラウマから生まれた存在。高所、クモ、水中、そしてマリの死に関するなにかがストーリーに登場する。現実世界でサニーがトラウマを克服すると、ヘッドスペースでオモリがハシゴを登れるようになったり、クモの巣を切ったり、泳げるようになる。マリの死の真実を受け入れたグッドエンディングでは、サニーにつきまとう縦長のなにかが目を閉じて消滅する。

バジルもサニーと同様になにかが見えており、口を大きく開いたなにかに苦しんでいる。グッドエンディングでは病室にいるバジルがほほ笑むと、頭のうしろを漂うなにかが消滅する。

知らない人

バジルが原型になっている人物やブラックスペースを徘徊する人たちを指す。オモリがヘッドスペースの世界で把握していない存在に対し、知らない人と呼んでいるのかもしれない。

バジルの姿の知らない人と戦っている間は名称がだれかになる。

???

なにかに似た黒い存在。オモリたちを見つけると襲ってくる。オモリ以外の友達はびくびく状態から始まり、倒しても経験値やアサリがもらえない。

プロローグで木に隠れているプルートや、ハンフリークリア後の湖にいる存在も???で表記されている。ペッシーの宝物クエストではじめて怪しいモグラに話しかけるときも、???と表記されている。

HELLMARI

恐ろしい姿のマリの総称。ブラックスペース2の赤い迷路のファイル名がHELLであることと、英語名のMARIが組み合わさった造語だと思われる。

プロローグで自宅の玄関に現れる怪物の正体はマリである。ドアを開けたあと鏡を見るとマリが憑りついているのが確認できる。オモリルートのブラックスペース2にも恐ろしいマリが出現する。赤い迷路エリアではリアルな姿のマリが多く現れ、ハシゴを降りた先では恐ろしい顔のマリが降ってくる。

これらの怪物がマリである根拠は、ゲームファイル名が「horror_mari」、「mannequin_mari」であるため。英語圏ではHELLMARIと呼ばれている。

おほぉ~~~~~

パンクチュアリのボスであるビスケットとパンキジが発するセリフ。悲しいときやテンションが上がったときに発する。卑猥なセリフとかではない。ビスケットはこのセリフしか喋らない。それでもパンキジはビスケットが何を言っているのか聞き取ることができる。オモリたちとの出会いのあと、サイゴノ楽園のカジノで負けたときもこのセリフを発している。